October 2015


ケイコです。

先日に引き続き、また別の生徒さんがご自身のシャヴァーサナ体験をシェアしてくださいました。

ヨガをしていると気持ちいいという話は、皆、シェアしますが、 そうではないときの話は、なかなか表に出ないように思います。

ヨガを続けていくうちに、またプラナヤマを行うときに、必ずしも「気持ちいい」「爽快」という気分だけではなく、なんとなく居心地の悪いような、もしくは、こころのなかの不安な気持ちが表面化していくような不安な、ちょっと心許ない気分になることもあります。1年ほど前に、その気持ちを経験して、それから数ヶ月立った後、生徒さんが、その気持ちとその後の貴重な経験をシェアしてくださいました。

是非、お読みください。

Yさん、どうもありがとうございます。

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8ケ月経ち、シリーズクラスの継続と一日リトリートや罪悪感に関する瞑想のクラスなどいろいろあった中で心境からの反応(返事)が届いたように感じています。

昨秋シリーズでは苦手な胸を開くワークに奮闘する日々、私にとってはチャレンジの連続・・・そのうちに自分の胸の辺りの硬さが分かってきて、「あれ?私は息が苦しいのかもしれない。」胸がドキドキして落ち着かない感じはとても不安なものでした。夢中で取り組んだヨガクラスの後に限って、何だか得体のしれない「いやな感じ」を感しるようになって最後のアサナsavasanaを「怖い」と体が反した時にいよいよ何かがおかしいと、状況とその心境を相談させてもらいました。

いままで意識することがなかった「横隔膜」という身体の部位、ストレスやトラウマを溜め込みやすく緊張や不安に反応する繊細な部分ということも教えてもらい、先生自身の経験と「怖がらなくて大丈夫」という一言にまずはひとつ、安堵したのです。

胸だけでなく喉の締め付け感や、首の後ろもリラックスしていなくてギュッと縮めていることにも気が付き、カメがびっくりして甲羅の中に逃げ隠れる状況と自分のその様子が重なって急にカメに親近感がわきました。善福寺池のカメを眺めながら

「カメよ、おまえも怖いのか…私もなんだヨ」としみじみ眺めてしまいました(笑)

ほどなくしてクラスの中で胸・喉・首にフォーカスして学ぶ機会が訪れました。

大勢の仲間と一緒に汗を流して練習を続けるうちに1ミリくらい?胸椎が「カコッ!」とINする行程が見つかり始めて、参加したリトリートではペアワークの中で正しい後屈(バックベンド)でみぞおちの辺りが本当に温かい温度を持つように解れる瞬間を味わい(き・気持ちいい!)、うつ伏せやサポートの用い方を教えてもらい溢れる感情との付き合い方にも慣れていって、瞑想では何時しか感情に鈍感になることが得意になっていた無意識に閉じ込めていたらしい感情にきっぱりと向き合う機会となりました。

我慢したり諦めてやり過ごしたりして見知らなぬふりをしてすり抜けてきた過去の抑圧した感情やその記憶に向き合うには疲労困憊もしたし勇気を要しました。

ずっと謝りたかったことの数々、後悔があったこと…罪悪感。

そして責める声を発するのは他の誰でもない、自分自身でした。

同じように何かしらの葛藤を持ちながら歩んでいる方々の声にも励まされて、自分ですべて解決できるようなことではなかったこと、頼りながら生きて良いし、自分を許し他人を許し、大らかに許せる楽な生き方をしてもいいという考え方に沿うことができ感じた、「なにがあってもまるごとのあなたでいいんだよ」というメッセージ。

気が付くと、savasanaの仰向けでみぞおちの辺りが沈みこんだように感じで触れてみると平らで横に広がっていました。穏やかな気持ちです。

プラナヤマのクラスへもまた参加してみようと思っています。

マットの上に立つ心境も変わりました。

デモンストレーションを見せてくれる仲間の姿勢と流れる汗に大いに学ばせてもらい、先生方の熱烈なるご指導からたくさんのヒントを得て、Gutsを秘めて今季に決めた目標に向けて自分なりに挑戦中です。

悩みも問題もあるし、カメのように短い手足(実は…腕も腿も本当に短かった!)を懸命に動かして生きる自分の恰好はあんまり良くないけど、わるくない。

喉と首から横隔膜さらには腰部まで体の前面も背面も体中に広がるつながりの予感にワクワクします。卒なく無難にこなして流れるよりも、汗にまみれてデキナイことを楽しむチャレンジはとっても楽しい!たくさんの喜びを感じています。

ご一緒するクラスの皆さん、先生方、ヨガに会えてよかった。

いつも素晴らしいクラスをありがとうございます。

Y

ケイコです。

 

最初にサンスクリット語で覚えるアーサナの名前は、シャヴァーサナのことが多いのではないでしょうか。ヨガでとても大切なポーズの一つで、また現在の生活、特に大都会に住んでいる人々には、必要なアーサナと言えるでしょう。

 

今季のドミニカ先生のティーチングスキルのクラスは、シャヴァーサナから始まりました。そのシャヴァーサナのレッスンがどれだけここちよかったか、という話をある生徒さんがしてくださり、そこから、シャヴァーサナについてのご自身の体験をユーモアたっぷりに、シェアしてくださいました。

 

Mさん、どうもありがとうございます。

 

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人生で初めてヨガをあるスタジオで始めた頃、完全に朝型人間であるため、シャヴァーサナでスタジオが暗くなる=夜の寝る時間だと脳が条件反射を起こし、どんどん瞼が重くなり毎回眠ってしまっていました。その度に自らが発する『ぐぅぅう』とか『んごっ』というサウンドで目を覚ますということを繰り返して、毎回顔から火がでる思いで恥ずかしくて堪りませんでした。眠ってしまわないように意識を保とうと必死で抵抗するも眠気に対しては完全にout of controlで、いつしかシャヴァーサナは睡魔と闘う時間であり、それが最大の敵となり大きなストレスになっていました。時には大量のブラックコーヒーや、眠気を覚醒するドリンク剤を飲んでからスタジオに向かうこともありました。それでも強力な眠気に勝つことはなかったのですが。そのためシャヴァーサナの時間になると完全に体中に力が入っていたし、今考えるとなんのためにヨガをしているのか全くわからない状態でした。プラスマイナスゼロどころかプラスマイナスマイナスだったし、毒にも薬にもならないどころか毒だったし、その結果、自然とクラスに出向くのが遠のき、その後10年間もヨガクラスに出向くことはありませんでした。

そんなわたしが2年ほど前から再度ヨガを学び始めています。今でもシャヴァーサナで眠りに落ちてしまうことはありますが、しかしヨガをする時間があまりにも楽しすぎて止めるという心持には至っていませんし、先生の口頭でのインストラクションにより、以前よりもシャヴァーサナ中も意識を保ったまま体の力を抜けるようになってきてはいます。

そのような中、今期ドミニカ先生のシリーズクラス“teaching skill”を受講し始めました。第一回目のお題はなんと、シャヴァーサナ。  かつてのトラウマがあるため若干緊張が走りましたが、先生がシャヴァーサナとはどういうもので、何を目的とし、なぜ必要なのか、そしてどういったシャヴァーサナが必要なのか、ということをわかりやすく説明してくださり、へぇ~!なるほどねっ!ということばかりでとても面白かったです。わたしが最も府に落ちた説明が、シャヴァーサナとは、数十分かけてとったアーサナの効果をシャヴァーサナの時間でじっくりと十分に体に染み込ませていく重要な時間、だということです。肉を焼いて調理する際、旨味を閉じ込めさせるために、火を止めた後もフライパンの中でそのまま数分ほど休めさせるなどといいますが、それと一緒だなぁと感じました。

その後ケイコ先生のレギュラークラスを受けたときにシャヴァーサナの時間をむかえ、『シャヴァーサナは体にアーサナの旨味を染み込ませる時間』と思いながら全身をマットに預けると、今までのように眠りに落ちることもなく気をしっかりもったまま、今までとは異なる感覚で体が呼吸をしているのを味わうことができました。今では毎回、自分がフライパンの中で焼かれた肉の気分になってシャバーサナで体中にアーサナの旨味を閉じ込めさせています。

 

あんなにシャヴァーサナが苦手で怖くて大嫌いだったのに、マインドや身体ってこんな風に発展し得るんだなぁ、可能性って無限!と自分でも驚きます。それも、先生が感じるべき体の感覚やマインドの方向を照らしてくださったお陰なのですが。

いつか、極上のシャヴァーサナが経験できればといいなと思います。

ちなみに、自宅で練習するときのシャヴァーサナでは、2間以上コースをたどることもまだしばしばありますが(笑)

 

M

ケイコです。

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ベルト置き場が変わりました。今まで、カゴに入っていたベルトですが、ロープウォール側のバーに置かれることになりました。

面白いもので、形状が変わると、皆さま、意外とそれがベルトだと気がつかれないようで、今日、何回も「ベルトどこですか? 」と生徒さんから、聞かれました。指差しても、一瞬、わからないようです。私たちがいかに習慣の動物か、そして、思い込み、というものがいかに強いか、というのが、分かって、面白かったです。

さて、今日は、改めて、ベルトの使い方を写真で解説いたします。

まず、ベルトには表と裏があります。

belt01.JPG A

金具のバックルがスムーズの方を表(写真A 上)、金具が途切れている方を裏(写真A下)と呼んでいます。輪を作るときに、布がねじれないように気をつけてください。

belt03.JPG B
表の方を上に向けてベルトを持ちます。(写真B) 

belt04.JPG C
布に近い方のバックルの通し穴に下から上へとベルトを通します。(写真C)

belt05.JPG D
その後、もう一方の通し穴に上から下へと通します。(写真D)

belt06.JPG E


必要な長さになるまでベルトをひっぱり、調節します。(写真E) 輪になった方のベルトをひっぱると、しっかりと止まります。

バックルを裏表逆さまに通してしまいますと、引っかかって、ベルトの端が切れてしまう原因の一つとなってしまうようです。大事に使うことが出来ますように、みなさま、是非ただしくベルトを使えているか、ご確認ください。

こんにちは、タマミです。

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9月より新しくオープンクラスとして開講された土曜日15:00~のベーシック1クラスをミキコ先生と担当させていただいております。決して難しいクラスではありませんので、平日の心身の疲れを癒しに是非お出かけください。ヨガが初めての方、SHIZENでのヨガが初めての方、アライメントベースのヨガで基礎を理解したい方にはおススメのクラスです。ポーズだけではなく、お道具の使い方に慣れない方もこちらのクラスへご参加いただくことでご自分の身体に合った正しいお道具の使い方を知る良い機会となるよう、心がけています。

シルバーウィークに来日され、ワークショップをして下さったガブリエラ先生も何度も口にしておられましたが、自分の身体にあった練習方法を見つけることが大切だと思います。インド発祥のヨガは手足の長いインド人の体を想定して作られました。お教科書とされる”Light on Yoga”の中のグルジはタダアサナ(「きをつけ!」の姿勢)の時に手の指先が膝の辺りまで届きます。胴長短足と言われる日本人の私達とは明らかに体が違うのです。これでは同じようにポーズをとろうとしてもうまくいかない事があるのは当たり前です。

しかし!だからと言って諦めてしまうことはないのです。心身の意識によって補えるもの、お道具の使い方を工夫すべきものなどその方法は沢山あります。まずは自分の身体を知ることから始めて、それに合った練習方法を見つければよいのです。

クラスではそのお手伝いができるように心がけています。普段からどうしても上手くできないポーズや動かしにくい所があればどうぞご相談下さい。

ミキコ先生とは基本的に隔週交代でクラスを担当しています。同じポーズでも先生の言葉の表現が違うと新しい発見に繋がることがありますので、是非どちらもご参加いただきたいと思います。

すっかり秋も深まって参りました。スポーツの秋、文化の秋などという言葉もありますが、春に次いで新しい何かに挑戦したり、忙しさの中にも自分のために何か始めようとしやすいのがこの季節だと思います。

週末の午後3時からというこのクラスは朝ゆったり起きても間に合いますし、夜の予定にも間に合う時間帯です。

皆様のお越しを心よりお待ちしております。

ケイコです。

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待望のリンダ・スパロー、パトリシア・ウォーデンによる、Women’s Book of Yoga and Health の日本語訳「女性のヨガライフ実践書」(3,500円+税)が発売となりました。現在、Amazonで受け付けております。

この本は、女性の一生で起こりうる症状の対処の仕方を、多くのリストラティブヨガのポーズを用いて、 説明しています。また、リストラティブヨガに限らず、女性にとって、よいアサナとシークエンスを紹介してくださっています。

リストラティブヨガが日本でも浸透するにつれ、生徒さんから、リストラティブヨガのいい本はないか、聞かれることが増えました。その度に、この本を紹介していました。英語が出来ない生徒さんにもとにかくアサナ名となんのためのシークエンスかだけでも辞書使って、読んで、後は、写真の通りシークエンスをするだけでも価値があると。

なので、出版元であるアンダーザライトヨガスクールから何か翻訳したらいい本はないか、と尋ねられたとき、真っ先にこの本をあげ、こうして、ヨガ講師でもある赤木香苗先生の手により、非常に分かりやすい明解な訳でもって、出版の運びとなりました。

私は、この本に出会って、英語だったこともあって、まずは、文章も読まず、女性のための基本シークエンスを写真の順通りにしてみました。妙にしっくりくるのです。その後、生理前のPMSの症状があったときは、そのシークエンスを、頭痛のときは、頭痛のためのシークエンスを行うと、シャヴァーサナの頃には、症状が落ち着く、という嬉しいことが続きました。あくまでも、私にとってはですが、非常に効果がありました。また、どうして、このポーズがいいのだろうと疑問に思うと、ちゃんとポーズの入り方の次にその説明が写真の横についているのも、非常に分かりやすく、インストラクターにとっては、特に重宝し、リストラティブヨガを担当するようになってからは、クラス作りに随分と参考にしました。期待できる効能が書かれていることにより、なぜそのポーズがその症状に効くのか、知ることができ、自分なりのシークエンスが組みやすくなります。実に実践的な本です。

作者は他の人の経験談を聞くことが、研究書を読むことや専門家のアドバイスを聞くことと同等の恩恵を受けられると考え、生理痛、摂食障害、妊娠、鬱、更年期、骨粗鬆症など、知りたいな、と思う症状に実際の体験談をふんだんに紹介しながら、その症状への対処が実に詳細に明確に書いています。

この本は、女性に自分を大切にするよう、競争心からではなく、自分のためになる練習をするように、アドバイスしつづけてくれる本のように思います。

しばらくSHIZENヨガスタジオの本棚に置いておきますので、是非、お手にお取りください。自分を大切にしたいと感じているヨガプラクティショナーにとって、必須本ですよ。