May 2013


 ケイコです。

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アイアンガーヨガサイト から、ポーズ名をご紹介します。今回は逆転のポーズです。

以下はポーズのカタカナ表記、あるものは日本語名(通称)。

Salamba Sarvangasana - サーランバ・サルヴァンガーサナ - 肩立ちのポーズ、ショルダースタンド
Setubandha Sarvangasana  - セトゥバンダ・サルヴァンガーサナ - 橋のポーズ
Halasana - ハラーサナ- 鋤のポーズ
Salamba Sirsasana - サーランバ・シルシャーサナ - 頭立ちのポーズ、ヘッドスタンド
Viparita Karani - ヴィパリータ・カラーニ - 両脚を壁にあげるポーズ

ケイコです。

今日は、生徒さんからの質問に先生が答えてくださいました。今回、回答してくださったのは、ヒサコ先生です。ヒサコ先生は火曜日13:00-14:30「女性のためのヨガ」(チカ先生と隔週)、火曜日15:00-16:30、木曜日15:00-16:30(チカ先生と隔週)、土曜日13:00-14:30「マタニティヨガ」を担当されています。また、土曜日に月1回特別クラスをされています。次回は、6月22日(土)15:00から「梅雨の季節のヨガ」。

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Q. ヨガを練習するときに女性が気をつけた方がいいことはありますか?

A. はい、本来ヨガという伝統は古来より男性に受け継がれてきたものでした。ヨガをする人といえば男性と決まっていて、現代のように女性が主にヨガをするようになったのは歴史的にみればごく最近のことです。長い間男性のためだけに練習されてきたヨガが、全て女性にも当てはまるとは言えません。

そのことからも男性と体の構造が違う女性のためには、それにあった練習の仕方が求められます。例えば骨格の違いというのがありますが、男性の骨盤と女性の骨盤とでは形が異なっており、それは物理的に考えても体の使い方に違いが求められるという事です。

また、女性のお腹の中には子宮や卵巣があり、人生のうちには月経、妊娠出産、更年期などの大きな体の変化があります。妊娠していない月には月経という形の小さな出産が起こります。出産中に飛んだり跳ねたりお腹が閉まるような事をしようとは思わないように、月経中の練習は普段より静かでゆったりとした、経血の排出を妨げないがものが合っているといえます。また、更年期にもホルモンバランスの変化にあった練習が私達を助けてくれるでしょう。

したがって下腹部は女性にとってとても繊細で大切な場所です。下腹部を締め付ける姿勢や動作をし続ける事は慢性的な収縮や緊張につながります。それは下腹部の血行不良やうっ血を招くので、女性の健康に良い事ではありません。

Sthira Sukham Asanam(アサナは安定して快適である)とパタンジャリのヨガスートラにもありますが、下腹部にも柔らかさ、広がりがあり、快適で安定しているかという目を持って練習していく事が大切です。

ケイコです。

参加された多くの生徒さんが大感激したレスリー・ハワード先生の「骨盤底筋への意識」ワークショップの感想を、生徒さんが寄せてくださいました。いかにワクワクしたか、分かりますね。私も自分の体を知るって大切なことだとつくづく思いました。どうもありがとうございます!

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レスリーハワード先生の骨盤底筋への意識のワークショップに参加してきました。実物大という骨盤の骨格見本を使いながら骨盤、仙骨、子宮などなど…いつものクラスの中で頻繁に耳にする部位がどれくらいの大きさでどのように身体の中に収まっているのかを実際の目で確認しながらのレスリー先生の講義はとてもおもしろくてわかりやすく、今まで曖昧だった骨盤底筋がどれだけ重要かを知ることができました。そして月経時はおなかが重い、悪い姿勢で座ると良くない、コア、インナーマッスル…ぼんやりと言葉だけでわかっているつもりになっていたことがストン!と腑に落ちた瞬間が何度もありました。帰り道に骨格見本を思い出しながらあの場所にあの筋肉がついていて…などと想像していたら家に帰ってからもテンションが上がったままで驚きました!

実際にどのように骨盤底筋を使うかの実践すると思った以上に難しく身体だけでなくて想像力を駆使するというか…まさにSHIZENのクラスの中で何度も耳にしてきた「自分の内側を見つめる」ということの連続。難しい、でもとっても面白い!

 チアキさんの通訳も本当にわかりやすく、かなり専門的な用語からレスリー先生のユーモア溢れる言葉のひとつひとつまでしっかり伝わってきました。ありがとうございました。普段あまり日常的に話題にすることがなかった内容を疑問に思いシェアしながら学ぶ機会を与えてくださったSHIZENの皆さん、そしてレスリー先生、ありがとうございました。

 「みんなシャイすぎるよね」と、どう思ったかをどんどんシェアするように促していらっしゃったレスリー先生、私はまさに典型的でいろいろ思ったことはありましたが、口に出すことができませんでした。これから、いただいたホームワークを続けて気づいたことを先生が次にSHZENのスタジオにいらした際にはその場の皆さんとシェアできたらいいなと思っています。

K

ケイコです。

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レスリー・ハワード先生の「骨盤底筋への意識」と「不機嫌な腰との付き合い方」ワークショップが先週末開催されました。私は、骨盤底筋のワークショップに参加したのですが、女性でありながら、今まで明確には分からなかったこと、知らなかったことを知ることができて、非常に満ち足りた気持ちがしました。

ほとんどの人にとっては、なかなか知ることのない機会で、プライベートなエリアなので、みんなで話したり、疑問があってもなかなか聞きづらい場所です。でも、だからこそ、こういうワークショップの存在はありがたいなあ、とつくづく思いました。

SHIZENのインストラクターも大勢参加しましたよ!レスリー先生の暖かい気さくな人柄にみんなとりこです。また、来て下さると本当にいいですね。ちなみに、先生が持っていらっしゃるのが非常に精密に出来ている骨盤の骨格見本です。みんな興味津々。

そして、今回は特にすさまじいまでの専門用語を次から次へと訳していった通訳のチアキさん、ありがとうございました!

ケイコです。

今日は、月一回のシリーズクラス、「セルフプラクティスを確立する」 から、生徒さんたちが考えたシークエンスをご紹介します。

今回は5分のシークエンスです。お子さんがまだ小さいと、本当に時間というものがとれませんね。5分で何ができるの?と思うかもしれませんが、実はけっこうしっかりと体を使うことができます。 肩が凝りやすい、という生徒さんたちが考えたシークエンスです。毎日、やりやすく、しかも毎日やると気持ちいいのです。私は、朝、洗面所で顔を洗ってから、このシークエンスをやっています。お試しあれ。

1. Urdhva Baddhanguliyasana
ウルドゥヴァ・バダングリヤーサナ

指を組んで腕をまっすぐに伸ばす。手のひらも広げます。指の組みを変えて、繰り返します。
左右1分ずつ。

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2. Gomukhasana
牛の顔のポーズ(腕のみ)
左右1分ずつ。 

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3.Half Downward Facing Dog
半分の下向きの犬のポーズ
1分

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ケイコです。

先週の日曜日の朝、春夏季の「セルフプラクティスを確立する」の 第一回目が行われました。このクラスでは、用意されたシークエンスを練習するだけではなく、自分でシークエンスを組み立てる練習もしていきます。

セルフプラクティスが出来ない、という「悩み」を聞くとき、多くの生徒さんが、普段のヨガクラスの1時間半をやろうとして、時間がとれず、または途中で他のことが気にかかって、続かないことが多いようです。クラスで、自分がヨガのために使える時間を聞くとほとんどの方が15分から30分、とお答えになります。非常に現実的な回答だと思います。

セルフプラクティスは量より質です。15分のヨガ。実は、テレビ、ラジオを消して、パソコンも閉じて、電話の電源も切った状態で、自分の体に向き合う15分は、思ったよりずっと長く深い時間となります。この15分は「ながら」ヨガではなく、自分の体とマインドに向き合います。充実した15分となりますよ。

次回は、「セルフプラクティスを確立する」のクラスで、一つのグループが考えたシークエンスをご紹介します。

English follows Japanese.

SHIZENヨガインストラクターによるYama、Niyamaの解説です。今回は、水曜日17:30-19:00(月2回)、金曜日(月1回)19:30-21:00 メディテーション、土曜日シリーズクラス、第2土曜日の瞑想会15:00-16:30 を担当されている、マドカ先生です。

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「サティア」

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 サティアは、ヨーガスートラの2つ目のヤマです。多くの場合、「嘘をつかない」、「正直でいること」と訳されます。自分の考えの内容、発する言葉の内容が事実であるかどうか、真実であるかどうかをよく視ることです。

嘘をつかないように努力することは、もちろん悪くありません。私も一時期そうしていました。しかし、今は違います。私も自分の考えと口に出す言葉をよく視ていますが、その内容がいかに事実でない、真実でないかを忘れないようにしています。言葉を変えると、私の考えと言葉は全て嘘です。私は身を持ってこれを理解することによって、自分のマインドの縛りから自由になりたいです。

説明をしてみます。「このリンゴは美味しい」と考えてみてください。2、3回考えてもいいです。そう考えることによって、リンゴの味がしますか?口の中にリンゴの食感がありますか?それでお腹がいっぱいになりますか?

「私は賢くなった」と考えてみてください。何回でもいいです。もしかして、賢くなった気分になるかもしれません。しかし、自分の頭の良さは本当に変わりましたか?

今度は、私が「お腹が空いた」と言います。それを信じてくださると、そうですかと思うかもしれません。そして、自分の空腹の体験があるので、私の気持が分かると思います。しかし、『私の』空腹は感じられますか?

このように、考えとそれを構成する言葉には限界があります。言葉と考えは悪くありませんし、コミュニケーションと日常生活のためには欠かせません。しかし、言葉は現実の『説明』にすぎません。「リンゴ」、「かしこさ」、「空腹」という言葉は、リンゴなどそのものではありません。本物のリンゴを指し示している指です。本当のリンゴとはどんなものかが知りたいなら、その指が指しているリンゴに目を向けないといけません。私たちが考えを現実と間違っているときは、指をみて「リンゴだ!」と思っている状態と同じです。

その指を見たいのか、真実を知りたいのか。言葉を現実・真実と勘違いすると、何が問題でしょうか?

実験的に、「私の髪の毛が突然恐ろしい色に変わった!」と考えてみてください。そう考えると、何か問題おきましたか?多分ですが、そう考えても、その考えを信じていないため、問題を感じません。しかし、髪の毛の色が本当に突然変わったと信じたとしたら、気持はどうでしょうか?自分の気に入らない色でしたら、慌てて問題だと感じるでしょう。

これで何が分かるかと言うと、考えの内容はあまり関係ない、ということです。考えが変わっても、事実は変わりません。そして、同じ考えでも、実態と関係なく、その考えを信じているかどうかによって気持が変わります。私の知っている限り、どなたでもたくさんの矛盾する考えが常に頭を遮っています。私も、自分が頭がいいと思う時もあれば、次の瞬間に自分はバカだと思います。隣人がなんと素敵な人だと思うと、ちょっと気に入らないことをされると嫌な人だと思います。その考えによって私の気持も変わります。しかし、私の頭の良さが変わった訳でもありませんし、隣人が素敵な人から嫌な人に変身した訳でもありません。私の考えが事実そのものでしたら、自分がバカだと思う瞬間、バカになったり、なんと天才だと考えたら天才にならないといけません。考えが事実そのものでしたら、大変な世界になります!

多くの人は、自分にダメだしを言い、ダメだしほどダメージを与える嘘はないかも知れません。この文書を読むだけで納得はしないかもしれませんが、ダメな人はいません。

自分がダメだと思っている時、自分を実は視ていません。社会の観念、価値観、他人との比較などにとらわれているでしょう。現実に目を向けると、自分の身体があります。その身体は呼吸して、心臓の鼓動があって、血流もちゃんと流れています。自分がダメだと思うと、心が騒ぐかもしれません。どこかで「ダメじゃない!」と反発します。言い訳、相手や自分を責めたりすることは反発でしょう。どこか深いところにある自分の素晴らしさに気付いて欲しい、という可能性もあるのでは?

私は真実が知りたいです。悟りとは何かが知りたい、私は一体何なんだを知りたいです。したがって、私のサティアの実践は、言葉・考え・概念にだまされないように、言葉を信じるのではなく、真実そのもの、事実そのものに目を向けることです。悟り深い先生の言葉でも、信じるものではありません。素晴らしい聖典の言葉でも、信じるものではありません。最近流行っている良さそうな本も、このブログで書いてある言葉も、信じるものではありません。それらは、何かを指し示している指です。指を見て、言葉や自分の考えにだまされないこと、真実を見た気にならないこと、その示された先を見て真実そのものに気付くことが、私の課題であって、サティアの実践だと思っています。そうすると、答えが想像絶するぐらいすぐ近くにあると発見します。自分の存在そのものが答えです。この言葉を信じないで、よかったら自分を視て、全身全霊で知ってください。
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ケイコです。

ゴールデンウィークのマーラ先生のワークショップがあっという間に終わってしまいましたねえ。ワークショップ後には、生徒の皆さんがもうワクワク顔で、興奮さめやらぬ様子でいかにクラスが楽しかったか、どんなに体が喜んでいるかを伝えてくださいました。もう皆とにかく楽しくてたまらない、といった様子です。「またケイコ先生のクラスで、ワークショップの復習してくださいね」とたくさんのリクエストをうけました。習ったことを身につけたい、という皆さんの熱意にいつも嬉しくなります。

マーラ先生は、けっして難しいポーズを次々になさるわけではありません。ワークショップ中に行ったポーズは、普段のクラスで行うものがほとんどだったか、と思います。けっして、難易度を高いポーズをやるわけではないのですが、基本ポーズにこれだけ多くの要素があるのか、と気づかされます。一つのポーズへの飽きることのない探究の精神を感じます。いつものことですが、先生のクラスを受けた後は、次から次へと探求したいこと、やりたいことが出てきます。そして、それは知らないことがあるから知りたいというあせりではなく、ふつふつと体の奥から湧き上がっていく、自分、世の中に対する興味、好奇心からくるもののように思います。

今回、「首と肩のためのヨガ」のときに、トリコナーサナ(三角のポーズ)をおこないました。マーラ先生は、普段のクラスでも、「トリコナーサナは正しく行うと、首にいい」とよくおっしゃっていますが、それをまさに実感できる教え方でした。みんな額に汗をかきながら、先生のおっしゃることを一生懸命聞いて、ポーズを行っていました。何人もの生徒さんが「トリコナーサナで上を向くとどうしても首が痛くなるので、前を向いていたが、上を向いても痛くなかった!」と感激していました。一つひとつのポーズを丁寧にやっていくことが本当に大切なんですね。

シャヴァーサナのあと、顔が勝手にニコニコするのを止めることができなかったという生徒さんのEさんが、おっしゃいます。

「ヨガって、やめられませんねえ」

同感です。これからも、ヨガを通じた人生の探究をしていきましょうね。

皆さま、ご参加いただきまして、本当にありがとうございます。マーラ先生が6年ずっと続けて日本でワークショップをされ、参加する皆さんの成長していく様子が見られて、本当に嬉しいと言っていました。また、日本での数多くのおもてなしに心をうたれていたようです。

そして最後になりましたが、マーラ先生のおっしゃることを、実に的確な訳で、私たちに伝えてくださった通訳のチアキさん、本当にありがとうございました。

来年も楽しみですね!

ケイコです。

SHIZENヨガスタジオで、マーラ・アプト先生の3日間のワークショップの第1日目が行われました。とても丁寧なご指導にいつものことながら、心がワクワク、体が穏やか、頭がスッキリとします。先生のクラスはまた後日リポートしますので、お楽しみに。

今日は、私が翻訳したレイ・ロング先生による解剖学の本をご紹介します。アーサナを解剖学的に説明しています。マーラ先生のような解剖学に基づくクラスに参加すると、解剖学用語やアーサナより解剖学的に勉強したくなりませんか?そんなときに最適の本です。

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骸骨がポーズを取っているイラストレーションでたいへん有名で、私がアメリカでヨガをしているときもティーチャートレーニング仲間とよくレイ・ロング先生による『図解YOGAアナトミー:筋骨格編 - 医師が教えるヨガの機能解剖学』『図解YOGAアナトミー:アーサナ編 - 医師が教えるヨガの機能解剖学』で勉強しました。著者のレイ・ロング先生は、整形外科医であり、20年以上に渡りハタヨガを学び、B.K.S. アイアンガー氏などのもとでトレーニングを積み、ヨガの指導にもあたられています。 レイ・ロング先生が日本でワークショップを開催されたときも先生の教え方は好評で、学ぶことばかりでした。その続編とあたるものが今回、私が翻訳した本となります。

『図解YOGAアナトミー実践編 アームバランスと逆転 』
著者 レイ・ロング医学博士
翻訳 奥野恵子
3,675円

Amazon.co.jpでご購入いただけます。

スタジオにも置いてありますので、ぜひご覧になってくださいね。