生徒さんの質問


ケイコです。

今日は、生徒さんからの質問に先生が答えてくださいました。今回、回答してくださったのは、ヒサコ先生です。土曜日に月1回特別クラスをされています。次回は、6月22日(土)15:00から「梅雨の季節のヨガ」。 

また、ヒサコ先生は火曜日13:00-14:30「女性のためのヨガ」(チカ先生と隔週)、火曜日15:00-16:30、木曜日15:00-16:30(チカ先生と隔週)、土曜日13:00-14:30「マタニティヨガ」を担当されています。

 hisako02.jpg

Q. 季節に適したポーズはありますか?季節ごとにポーズは変える必要があるのでしょうか。

A. そうですね。まず、ポーズの練習について考える前に、少し「自然」について考えてみましょう。

私たちは山や川、海などを自然と呼んでいます。木や花や草も「自然」と言いますし、風や太陽や月の光、雨、カミナリなどの天候や現象も自然と言います。環境、天候、事象、それらは地球、宇宙、万物の全てとつながっています。

そしてそこに生きている生き物もまた自然の一部です。

生き物は、環境や季節などに合わせてやはり変化をしていきます。冬と夏で毛の色が変わる動物や、夏は活動的に動き、冬は冬眠する動物などもいます。それと同じように、目に見は見えづらいですが私達人間の体もその環境や季節などに合わせて変化をしています。

日本には四季があります。春には、硬かった木の芽がだんだんほころんでくるように、体も少しづつ緩みます。夏は体を開いて暑さを発散させ、秋はこれから冬に向けて、しっかりと体を引き締めに入ります。冬は寒さに負けないようエネルギーを上げ、また春の準備もしていきます。そんなふうに私達生き物の体は変化するもの、自然・プラクリティそのものです。

私は時々、「花粉症のためのヨガ」や「梅雨の季節のヨガ」など、季節と体にフォーカスしたクラスをしますが、季節や天気など変化する環境にあわせて体を動かしていくこと、それ自体に調和を感じます。そしてその後は本当にスッキリとし、体から「ありがとう」と言われているような呼吸を感じる事ができます。

それは「必要」と言うより、これまた「自然」な事なのではないかと思います。

ケイコです。

今日は、生徒さんからの質問に先生が答えてくださいました。今回、回答してくださったのは、ヒサコ先生です。ヒサコ先生は火曜日13:00-14:30「女性のためのヨガ」(チカ先生と隔週)、火曜日15:00-16:30、木曜日15:00-16:30(チカ先生と隔週)、土曜日13:00-14:30「マタニティヨガ」を担当されています。また、土曜日に月1回特別クラスをされています。次回は、6月22日(土)15:00から「梅雨の季節のヨガ」。

hisakowomen02.JPG

Q. ヨガを練習するときに女性が気をつけた方がいいことはありますか?

A. はい、本来ヨガという伝統は古来より男性に受け継がれてきたものでした。ヨガをする人といえば男性と決まっていて、現代のように女性が主にヨガをするようになったのは歴史的にみればごく最近のことです。長い間男性のためだけに練習されてきたヨガが、全て女性にも当てはまるとは言えません。

そのことからも男性と体の構造が違う女性のためには、それにあった練習の仕方が求められます。例えば骨格の違いというのがありますが、男性の骨盤と女性の骨盤とでは形が異なっており、それは物理的に考えても体の使い方に違いが求められるという事です。

また、女性のお腹の中には子宮や卵巣があり、人生のうちには月経、妊娠出産、更年期などの大きな体の変化があります。妊娠していない月には月経という形の小さな出産が起こります。出産中に飛んだり跳ねたりお腹が閉まるような事をしようとは思わないように、月経中の練習は普段より静かでゆったりとした、経血の排出を妨げないがものが合っているといえます。また、更年期にもホルモンバランスの変化にあった練習が私達を助けてくれるでしょう。

したがって下腹部は女性にとってとても繊細で大切な場所です。下腹部を締め付ける姿勢や動作をし続ける事は慢性的な収縮や緊張につながります。それは下腹部の血行不良やうっ血を招くので、女性の健康に良い事ではありません。

Sthira Sukham Asanam(アサナは安定して快適である)とパタンジャリのヨガスートラにもありますが、下腹部にも柔らかさ、広がりがあり、快適で安定しているかという目を持って練習していく事が大切です。

ケイコです。

今日は、生徒さんからの質問に先生が答えてくださいました。今回、回答してくださったのは、ナオ先生です。先生によるシリーズクラスのお申し込みは4月6日(土)から始まります。詳細はシリーズクラスのページから。 

Q. クラスでどうしても自分のポーズが出来ているかどうか気になって、人と比べてしまいます。どうしたらいいでしょうか。

A.ナオ先生:よーくわかります。私も始めの頃は、周りが気になっていましたし、今でも注意しないと、意識が他者に向いてしまいます。

私達は、幼稚園の頃から、他者と競争する事でよりよい成績を上げるように育てられてきました。そして、ポーズがうまく出来る事が、自分の中の無意識なヨーガの目的になっているので、ついつい周りと比べてよりよい形を求めてしまう、自然な現象が起きているのだと思います。その長年のついつい癖から脱却するには、新しい目的を意識的に設定し、それを繰り返しクラスの始めに思い出す事で、他者を気にする事は減っていくと思います。

ですから、ぜひ、この機会に、なんの目的をもってヨーガを行っているか、今一度、自分自身に問いかけてみて下さい。(できれば、静かに自分を見つめられる環境で、背骨をのばして、自分の中にある深い叡智にきいてみてください。)

「あなたが、ヨーガを行う本当の理由はなんでしょう?」

例えば、その答えが、「柔軟な心身になって、毎日を幸せに暮らしたい」

というものであれば、心身が柔軟になるのも、幸せを感じる時も、リラックスした時ですね。他者と比べた瞬間、自分から意識が外に向きますから、緊張したり、呼吸がとまったりしていませんか?比べれば比べるほど、焦りが増えたり、ジャッジが起きて、不安になりませんか?

ヨーガスートラの編集者パタンジャリは、「ヨーガとは、心の波を静める事、そして本来の姿、幸せそのものに留まる事」だと説いています。すてきな目標ですよね。

ヨーガの目的を明らかにさせることで、私達は、自分の進みたい道を外れていることに気づきやすくなります。気づいたら、その都度修正していけばいい。あとは、ポーズを習得するプロセスと同じで、新しい心の姿勢を繰り返し練習!することで、自然に身に付いてきます。実践してみてくださいね。

ヒサコです

aum1.jpg

クラスで唱えている「オーム」、皆さんはどうやって唱えていますか?
「オームって何だろう?」と気になる方もいらっしゃると思いますので、今日はそのオームを少しだけ紹介したいと思います。

オームはインドで最も神聖とされる「聖音」です。
それはお祈りの場などで唱えられるだけでなく、人の名前や挨拶にもなっていてインドの人にはとても馴染みのある言葉でもあります。
オームを文字に表す時、サンスクリット語で「ॐ」と書いたり、アルファベットで「OM」や「AUM」と書いたりします。
「AUM」と表すのには哲学的解釈もあり、Aは最初に出る音、Uは中間の音、Mは最後の音を表しています。そしてそれは「全ての始まりから終わり」を表し「全てのバランスが整っている状態」「真理そのもの」を意味しています。

オームはかたちを変えて日本にも伝わりました。
「あうんの呼吸」の「あうん」というのはオームが由来です。尊敬を表す「御」という字はオームが語源です。お経にも「おん」というかたちでオームが入っています。お寺の鐘の音は何とも気持ちが落ち着きますが、その音はオームの響きを表すように作られたものだそうです。オームって意外と私達にも馴染みのあるものですね!

音はあらゆるものに響き、それは私達の意識にも響きます。
オームを唱える時はぜひ、その響きを感じてみて下さい。

new_hisako1.jpg

火曜日 13:00〜14:30 ベーシック1 ヒサコ
土曜日 13:00〜14:30 ベーシック1 ヒサコ

ケイコです。

自分のお家で練習するようになると、自分のマットが欲しくなりませんか?マットは手や足が滑らないように、しっかりとした土台を築くためにも大切なプロップスの一つです。グリップ力のあるマットだと無駄な力を入れる必要がなく、ポーズを非常にとりやすくなります。種類も豊富で、またお値段も幅広いですね。あと、けっこう大切なのが素材です。素材によっては、においが気になるものもありますので、ヨガマットを選ぶ際には意外と重要な点にもなります。

適切なマット選びは、ヨガのスタイルによっても変わってきます。なので、それぞれ「好きなマット」があるようです。

たとえば、太陽礼拝を多く行う練習に置いては、有名なブラックマットなど、厚いマットが好まれます。7mmくらいあって、非常にしっかりとしています。アシュタンガのスタジオなどでよく見かけます。マットが厚いことによって、ヴィンヤサフローのシークエンスで数多く行われるチャトランガ、ジャンプスルーなどのポーズで手首を守る役割を果たします。また、グリップ力も非常に強いです。よく一生もののマットなど言われます。

また、アイアンガーヨガなど道具を使うヨガでは、薄くかつグリップ力のあるマットが好まれます。マットを折りたたんで椅子の上に置いたり、マットをくるくるにして、体の下に敷いたり、いろいろな使い方をするので、薄い方が便利なのです。私もやはり、3mmの薄手のマットを使っています。また、軽く、持ち運びしやすく、たたんでかばんのなかに入れたりすることも可能です。中途半端にクッション性があるよりも薄い方が意外と手首に負担がかかりにくいもので、私は愛用しています。

私が始めて使ったマットは、中心に線が入っていて、自分の足の置き場所が分かりやすく、それがよかったです。ただ、その中心線の縫い目のところから、ボロボロとマットがこぼれるように千切れ始めてしまったのが残念です。ずいぶん前の話なので、今は改良版が出ているでしょうか。

自分にとって使いやすいマットというのがあるので、出来たら、購入前にマットの上で下向きの犬のポーズをしてみると、すべらないか、手首足首への負担はないか、においはどうか、分かりやすいです。そして、マットは購入したら、一度丸洗いします。(注:洗濯機ではなく、手で洗って下さい)。そうすると、滑らなくなることが多いですよ。(素材によっては丸洗いできないものもあるかと思いますので、ご注意ください)。

また、背の高い方には少し長めのマットが売っていますので、そちらがお勧めです。

お気に入りのマットが見つかるといいですね。

ケイコです。

今日は、生徒さんからの質問に先生が答えます。今回、回答してくださったのは、ヒサコ先生です。

hisakoshitumon.jpg

Q. とても体が硬いのですが、クラスについていけるでしょうか。

A. 体が硬くても大丈夫です!

私もヨガを始めた当初はとても硬かったけれど、楽しみながらヨガを続けることで心身ともに大きな変化がありました。

ヨガの目的は形を作ることではなく、そのプロセスを見ていくことを大切にします。

「今、私はどういうふうに体を使っている?どこが硬くて、どこが伸びている?今しているのはどんな呼吸だろう?」

というふうに自分自身と向き合っていくので、自分以外の誰かと比べなくてもいいんです!また、体が硬いとポーズをとった時に体の感覚を感じやすいという利点もあり、その利点を上手く使えば自分自身と繋がる助けにもなります。

ヨガを続けていて思うのは、「体が硬いのはけして不利なことではなく、ヨガをした効果も大きく、そして楽しみも大きいという事を感じる機会が沢山ある!」ですね。また、私が担当しているマタニティヨガや産後のヨガクラスからヨガを始める方も多いのですが、それらのクラスでは自分自身を感じる事で、お腹の中の赤ちゃんや生まれてきた赤ちゃんとの繋がりも感じていっています。

————————————————————————————————
ヒサコ先生、どうもありがとうございました!ヨガが始めての方は是非、ゆったりヨガ、ベーシック1クラスへのご参加をお待ちしています。また、マタニティヨガ、産後ヨガは、ヨガ初心者を含めて全レベルに対応していますので、妊婦さんやママでヨガを始めてされる方もぜひご参加下さい。
(more…)

ケイコです。

ゆったりとしたイメージのあるヨガ。そのためか、クラスのあと筋肉痛になると、心配になる生徒さんもいらっしゃるようです。今日は、筋肉痛についての生徒さんからの質問に、レイコ先生がお答え下さいました。

reikokinniku2.jpg

Q.  ヨガの後、筋肉痛になるのですが?

A.  ヨガでの筋肉痛は、ごく軽い怪我だと思っていただけると解りやすいと思います。筋肉は筋繊維という繊維状の組織で出来ています。それを筋膜が包み込んで束になって一つの筋肉が出来ています。ゴムひもの束を想像してもらうと解りやすいかもしれません。筋肉は縮む(=力を入れる)という一つの仕事しか出来ません。ところがこの縮む作業中に他の筋肉によってひっぱられ、のばす力も同時に働いてしまうと、筋繊維が絶えきれず炎症を起こしてしまう...

これが筋肉痛です。

日常生活に必要な筋肉の使い方では私たちは慣れているので、この逆にひっぱる力は働きにくいのですが、ヨガで慣れていない動きをするといろんな筋肉が同時に働いて、筋肉痛になります。

しかし、筋肉痛には良い効果もあるんです。筋肉痛(軽い怪我)が起こると それを直そうとして、血液を使って栄養分が集中し、その部分を強化します。骨折したところは治ると、より強くなるって聞いた事はありませんか?壊れたところを直そうとカルシウムが沢山供給された結果です。つまり、筋肉痛とうまく付き合うと筋肉が強化され、ヨガがもっと楽しくなるかもしれません。

ヨガで筋肉痛になったら、痛みが少し残っているうちに次のクラスに出てみて下さい。より意識もしやすく、効率的に筋肉を強くする事に役立ちます。
————————————————————————————————-

レイコ先生、分かりやすいご解答をどうもありがとうございました!来月には、レイコ先生によるアーサナのご紹介記事もupしますので、お楽しみに。

ケイコです。

今日は、生徒さんからの質問です。

「ケイコ先生のクラスのはじめに唱える歌みたいなものは何ですか?」

伝統的なアイアンガーのクラスでは、ヨガを始める前に先人の教えに敬意をこめて、Invocation to Patanjali (パタンジャリへの祈り)を唱えてはじめることが多いです。私のクラスでもインヴォケーションではじめます。パタンジャリは、先月の生徒さんからの質問で出てきた「ヨガスートラ」の編者です。

面白いことにメロディは先生によって違うことが多いのですが、B.K.S. アイアンガー先生の唱えているインヴォケーションは、こちらから聞くことができます。

インヴォケーションでクラスをはじめると、気持ちが外の世界から内側へと切り替えができるのか、心が落ち着く、とよく生徒さんたちがおっしゃいます。もちろん、インヴォケーションを唱えるのに抵抗があったら、耳を傾けるだけで結構です。また、耳で聞いて、分からないなりに唱えるのも集中力を養ういい勉強になります。
(more…)

ケイコです。

今日は、生徒さんからの質問にお答えします。

「ブログでよく取り上げられる『ヨガスートラ』って何ですか?」

ヨガのクラスやブログで『ヨガスートラ』という言葉を耳にしている方も多いと思います。SHIZENでは、ナオ先生が日曜日の5時から『ヨガスートラ』のシリーズクラスを担当されています。(9月からのシリーズクラスお申し込み受付中!オンライン受付は終了していますが、スタジオで直接受付しています)。そこで今日は『ヨガスートラ』について、簡単にご説明したいと思います。

『ヨガスートラ』とは、ヨガでもっとも大切とされる、経典のひとつです。文法家であり、医学にも精通していたパタンジャリが編纂したとされています。編纂された時期は、紀元前2世紀から5世紀頃までと諸説あり、はっきりしないようです。『ヨガスートラ』では、ヨガとは何かが定義され、サマーディにいたるまでの具体的な方法が提示されています。ヤマ、ニヤマを含む、有名な八支則の教えもこの経典から来ています。
(more…)